有為転変

半分、ふざけ。

塾講師のアルバイトをおすすめする理由。

はじめに自己紹介をしておくと、僕は現在大学4年生で、高校卒業と同時に塾でアルバイトをしています。なので塾講師歴は3年、今年で4年目に入ります。

 

まだ現役でアルバイトしていますが、このアルバイトを選んで心底良かったと思っています。

 

塾講師をして得られたことを以下に示します。

  • 人見知りが改善された。

塾では、自分の担当の生徒さんとのコミュニケーションはもちろんですが、体験授業を担当することもしばしばありました。そこで先生である立場の人間が、もじもじなんてしてられません。半強制的に自分の口を動かされます。それも円滑なコミュニケーションのために。その円滑なコミュニケーションのためには話題が必要です。

そのため、気づけば自然と話題を思いつくようになりました。

それから、初めて会った人とも、円滑にコミュニケーションができるようになり、

人見知りの原因は致命的な話題不足にあると気づきました。

 

 

僕は高校生の時、喋り方がわからなくなるぐらい人に気を使い、数人の友達以外とは

全然うまく話せない人間だったので、人と自然に会話できるようになっていたときは驚きました。

 

  • 論理的に話せるようになった。

塾講を始める前は、人見知りな上に、話が下手で、「え〜っと」や「あの〜」といった場つなぎ音ばかりが先行していました。

しかも、頭の中もぐちゃぐちゃで、なにからどのように話せば良いかもわかりませんでした。

生徒さんに対してそのような話し方で教えるというのは締まりがなく、せっかく塾に来てくれても、授業に集中してもらえるわけがありません。

 

しかし、塾で教える立場になったときに、

 

「今から勉強する内容は〇〇で、そのために必要な公式が⬜︎⬜︎で、この内容が理解できると、次はこんなことができるようになって便利だよね。だから今から、例題を一緒に解くから、それが理解できたら、自分で練習問題を解いてみよう!」

 

という様に、

相手の目線で話を進めることが、うまく話せるための第一歩であることに気づきました。

 

  • 教えることで自分が一番勉強になる。

これは僕が塾講師をしてきた中で、最も驚かされた事実です。

教えるためにはその内容について、100%理解していないといけません。

 

教えられない内容=理解していない

 

言い換えると、

 

教えられる内容=理解している

 

です。

 

いま考えると当たり前の様な気はしますが、中高生時代に全ての内容を100%理解できていたでしょうか?僕は理解できていませんでした。

教えるために苦手だった内容を勉強し直すこともあります。

そのときになって初めて気づくこともたくさんあり、能動的に勉強するので、

教えられてる生徒さんより、教える側の僕の方が勉強になっていることも多々あります。

 

そのため、生徒さんが本当に理解できているかを確認するために、先生である僕に説明させることもあります。

 

  • やりがい

塾講師以外のアルバイトに勤めたことがないのですが、やりがいも十分あります。

授業で説明した内容をしっかり理解してくれることがとても嬉しいです。

なんといっても担当生徒の成績が上がったときや、志望校に合格したときには天にも上る気持ちです。

 

 

 

 

これらが、僕が塾講師のアルバイトをおすすめする理由です。

 

メリットばかりをあげましたが、塾によってはブラックなところもあるらしいので

気をつけてください。