有為転変

半分、ふざけ。

ドレミソラシドの特典映像は「はじめてペットシッターやってみた」が一番面白かった。

日向坂462ndシングル「ドレミソラシド」の特典映像を楽しみにCDを購入した。

今回はメンバーが6チームに分かれて、それぞれのチームで決まった企画を行うというもので、1企画だいたい24分程度で収録されていた。

 

全て視聴したが、東村芽依さん、渡邉美穂さん、松田好花さんのチームの「はじめてペットシッターやってみた」が圧倒的に面白かった。

視聴する前は、アイドルがワンちゃんと戯れて、その映像を観て、癒され終わりだろうなという予想をしていたのだが、その予想を大きく上回ったのだ。

 

以下敬称略。*ここからまあまあネタバレありです。

 

メンバーはまず初めに一匹の白い犬と触れ合った。

映画の主役を務めるような全身まっしろけの犬である。可愛い。サモエドという種類で、名はサモン。いつも、犬と出会ったら吠えられるという渡邉美穂も、このサモンには吠えられなかった。貫禄のある犬だった。

 

まず、面白かったのが、メンバーが遊び道具を選んでいる隙に、サモンが広大な庭の隅まで逃亡するシーンである。そこで、松田好花はサモンがお腹が空いてることに気づく。

餌やりのシーンでは、"お手"や"伏せ"に順従であったし、餌を持ったままメンバーが走ると、サモンはそれについていくという犬ならではの順従っぷりに、メンバーも「可愛い」を連発していたが、別のシーンで餌無しでしつけをすると一向にいうことを聞かないのである。サモンはずっと餌ありきなのである。よっぽどお腹が空いていたのだろう。

 

そのあとの、サモンの身体を洗うシーンでは、本物の飼育員さんに手伝ってもらっていたが、飼育員さんがサモンにかけるホースの水を東村芽依に浴びせるというミステイクを犯したり、突然サモンがプールから飛び出し、びしょびしょのまま身震いして、サモンを追いかけていた渡邉美穂がびしょにしょになるなどのハプニングはシンプルに面白かった。

 

つぎに、サモンに洋服を着せることになったのだが、スタッフが用意していた服が、人間のおじさん用の服なのである。

しかもそれをサモンに着せようと”お手”を促し、そのタイミングで袖を通そうとするのだが、ここでも餌がないと”お手”をしないのである。

餌をちらつかせると爆速で”お手”をするのでやっぱり餌ありきなのである。

 

後半はインコのあかべえと触れ合う時間だったが、そこではインコを見たときの渡邉美穂の表情と、「まって見えた〜」「インコじゃないやろ、オウムやろ」という埼玉出身なのになぜか関西弁になっているところが面白かった。

しかし、1番の見所は渡邉美穂があかべえを見て「可愛いね〜」と言った瞬間、緊張から解き放たれたあかべえがリラックスの賜物を繰り出すシーンである。

笑いすぎて喉が飛んだ。

 

 

 

 

ハプニングが全部笑いのツボにはまり、全体としてとても面白かった。

しかし、アイドルは良いものですね、結果的に、めちゃくちゃ癒されました。

 

余談ですが、ひな会いとか観てると、日向坂の笑いのセンスに驚かされますね。